「ぶら下げインデント3.5文字でお願いします」
「ぶら下げインデントって何・・・?」
文字起こしとは音声を文字に起こす仕事なので、Wordに文字が打つことが主なのですが、たまに原稿設定を指定してくるクライアントさんがおられます。
知っておいたほうが良い機能がいくつかありますので、今日は私が文字起こしで使った機能についてご紹介します。
ページ設定
ページ設定には、フォントとフォントサイズ、フォントの色、蛍光ペンの色(マーカー)、ぶら下げインデント、ページ番号、余白などの設定が含まれます。
クライアントの多くは、そのままの設定で書き起こすことが多いです。
クライアント独自の設定がある場合は、設定済みのWordテンプレートを添付してもらえることが多いです。
Wordテンプレートがない場合は、自分で設定する必要があります。
以下の設定方法が分かれば、ほぼ問題ありません。
フォントとフォントのサイズ、フォントの色、蛍光ペンの色(マーカー)
フォントとフォントサイズ、フォントの色、蛍光ペンの色の設定は、以下のとおりです。
①フォント ②フォントサイズ ③フォントの色 ④蛍光ペンの色
これらを使って設定の変更が可能です。
文字起こしを始める前に、①フォント ②フォントサイズを変更しましょう。
文字起こしを終わってから変更したい場合は、
1、「Ctrl」+「A」で文字を全て選択します。
2、①フォント または②フォントサイズをクリックして変更します。
フォントの色と蛍光色はどういうときに必要?
インタビューの文字起こしで「インタビュアーは赤、インタビュイーは青で」という指定がされることがあります。
またマーカーも、インタビューの文字起こしで話者が多い場合「話者ごとに色分けしてほしい」というご依頼があります。
クライアントからご要望があれば、こちらの機能を使って色分けします。
クライアントとよくコミュニケーションを取って、要望に沿った原稿に仕上げられるように心掛けています。
ぶら下げインデント
冒頭で触れた点ですが、「ぶら下げインデント」という機能があります。
「ぶら下げインデント」というのは、1行目を目立たせるために、2行目以降を字下げする機能です。
2行目以降がぶら下がって見えるので、ぶら下げインデントと言うそうです。
ぶら下げインデントの設定方法
ぶら下げインデントの設定方法です。
①「ホーム」→「段落」→「段落の設定(右下)」をクリックします。
②ダイアログボックスが開きます。
③「インデント」の「最初の行」を「ぶら下げ」に変更します。
④「幅」を「3.5字」に変更します。
⑤「OK」をクリックします。
ぶら下げインデント3.5文字に設定を変更すると、以下のようになりました。
ページ番号
ページ番号もよく使われる機能です。
①「挿入」→「ヘッダーとフッター」の「ページ番号」をクリックします。
②「ページの上部」や「ページの下部」を選択できます。
よく使用されるのは「ページの下部」の「番号のみ2」です。
③もし1ページ目を「0」で始めたい場合は、「ページ番号の書式設定」をクリックします。
「ページ番号の書式」のダイアログボックスが出てきます。
「連続番号」の「開始番号」を「0」に設定して「OK」をクリックします。
1ページ目が「0」に設定できました。
余白
ほとんどの場合、余白は標準の設定のことが多いです。
もしクライアントから「余白を変更してほしい」と言われた場合は、以下の手順になります。
①「レイアウト」→「余白」を選択します。
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②「標準」「狭い」「やや狭い」「広い」から選択できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日はフォントとフォントサイズ、フォントの色、蛍光ペンの色(マーカー)、ぶら下げインデント、ページ番号、余白の変更について説明しました。
私自身「ぶら下げインデント」を知らなかったので、Wordをもう少し勉強しておけば良かったなと思いました。
この他にも文字起こしをするときに、便利だった機能もありますので、また別の記事でまとめさせていただきます。
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