「何を準備すればいいの!?」
私が依頼を受けてクライアントに提出したことがある「四つの文書ファイル」を紹介します。
まだ使ったことがなければ、試しにどんなファイルか開いてみてください。
文書ファイルの主な種類
「テキストエディターでお願いします!」
文字起こしを始めたころ、クライアントにそう言われて慌ててググりました。
「テキストエディタって何ですか?」なんて聞けないですよね。この人に仕事を任せて大丈夫だろうか、とクライアントを不安にさせてしまいます。
文書ファイルというのは、文字を書き起こすときの電子ノートのような存在です。電子ノートで原稿を作成して、クライアントに提出します。
文字起こしで使う文書ファイルは、クライアントから指定されることが多いです。
なので、前もってどんな文書ファイルがあるのか、どうやって使うのか、多少は知っておくことが大切です。
では、どんな文書ファイルが文字起こしの際に使われるのでしょうか。
主な文書ファイルは四つです。
1、Word
2、Googleスプレッドシート
3、メモ帳
4、Excel
では、一つずつどんなファイルか見てみましょう。
1、Word
Wordは、Microsoft(マイクロソフト)社が提供する文章作成ソフトです。
チラシや履歴書、職務経歴書など、さまざまな文書を作成することができます。
パソコンを購入する際に、officeソフト(Word・Excel)が入っているパソコンを購入すれば、Wordを使用できます。
しかし、安いパソコンにはofficeソフトが入っていないものもあります。その場合は、Wordを別途購入する必要があります。
Wordの購入方法
Microsoft公式サイトか、正規の販売代理店から購入することができます。
値段は約17000円です。
楽天だと約1600分のポイントが付きます。ちょっとお得です。
2、Googleドキュメント
Googleドキュメントとは、Googleが提供している無料のオンラインワープロソフトです。
Googleドキュメントの特徴は、オンライン上で共同作業ができる点です。別の場所から同時に同じ資料を編集できます。
コメントを残して、共同作業者に指示や意見を伝えることもできます。
3、メモ帳
メモ帳とは、Microsoft Windowsであれば必ず付属しているテキストエディタです。
簡単なテキストを編集してファイルに保存することができます。Wordのように購入する必要がないため、こちらを指定するクライアントもいます。
4、Excel
Excelは、Microsoft社が提供する表計算ソフトです。
表計算やデータの集計分析、グラフの作成に適しています。
セルごとにデータを記載できます。
なので、話者ごとにコメントの文字数を計算したいときに、クライアントからExcelでご依頼いただくこともありました。
使用頻度が最も高い文書ファイルは?
「Word」が使用頻度ナンバーワンです。
文書作成に特化したファイルなので、使いやすいというのが理由かなと思います。文字起こしで使う機能はそんなに多くないので、初めての方でも簡単に文書作成ができると思います。
私の実感ですが、Wordの使用頻度は本当に高いです。80パーセントのクライアントは、Wordを指定されます。
ちなみに、私は反訳会社に所属していますが、会社からもWindowsを使うように勧められています。Wordでの作業が多いからだと思います。
WordはMacでも使用できます。今ではMac版officeとWindows版officeの相互性は問題がないそうです。ただ注意しないといけない点もあるらしく、私はWindowsを使っています。
文字起こしを仕事にしたい方が、Wordを買って後悔することはないと思います。ぜひWordは準備されることをオススメします。
その次に多いのが「Googleドキュメント」です。
Googleドキュメントでの文書の受け渡しは、非常に簡単です。Googleドキュメントで作成したファイルを公開設定して、リンクをクライアントに伝えるだけです。
共同作業も非常にスムーズです。数人で同じ資料の編集をしたこともあります。また、コメントの機能を使ったフィードバックをいただいたこともあります。
Googleの使い方はそこまで難しくありません。
ただ、「Googleドキュメントでお願いします」と言われて慌てないためにも、どんな機能があるのか前もって使ってみることをオススメします。
まとめ
今日は「文字起こしでよく使う文書ファイル」について書きました。
文字起こしで使用するナンバーワンファイルは「Word」です。
Wordはぜひ準備して、多少使い方にも慣れておくことをオススメします。
WordやGoogleドキュメントで、どんな機能を知っておけば焦らないでしょうか。
「便利だな」「これはよく使うな」と思う機能があります。
そちらも時間をとってまとめて、のちのちブログにアップしたいと思います。
今日の記事が少しでも皆さんの助けになればうれしいです。
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