在宅ワークでクライアントと「トラブル」にならないために気を付けるポイント

2022年10月23日日曜日

文字起こし

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クライアントとやりとりをする中で、イラっとしたことはありませんか。

あなたなら、どうしますか。

言いたいことをすぐにメールに書いて送りますか。

今回は、クライアントとトラブルにならないために気を付けるポイントについて書いていきます。

在宅ワークのメリットとは?

まず、在宅ワークのメリットとは何でしょうか。

私は文字起こしの仕事に携わって数年になります。私が感じた在宅ワークのメリットは三つあります。

1、コロナ禍でも仕事ができる

コロナ禍で仕事ができなくなった人は多いと思います。

私がいた地域でも、学校、保育園、塾は全てお休みになり、食料を売っているお店以外は全て休業になりました。

在宅ワークはどうでしょうか。

実際、私が文字起こしを始めたのは、コロナが始まった2020年の1月でした。コロナ禍でも文字起こしの仕事はたくさんあって、家で過ごす時間を有効に活用することができました。

コロナが始まって在宅ワークを取り入れた会社も多いですよね。コロナ禍でも仕事を続けられるというのは、大変魅力的な働き方だと思います。

2、固定の場所に出勤しなくてよい

会社などの固定の場所に出勤しなくてよければ、コロナの影響も受けません。

朝起きて、すぐに仕事を始められます。雨の日に傘をさして出勤しなくてもいいんです。

コーヒーを飲んだり、ちょっと休憩にYouTubeを見たり、仕事を納期までに終わらせることさえできれば、時間をどう使おうが自由です。

それに人に直接会わなくてもよいというのも、私が気に入っているポイントです。

一人でもくもくと仕事だけに集中できます。同僚に気を使って世間話をしなくていいのは、本当に気楽です。

3、仕事の量を調整できる

フリーランスの仕事のメリットは、仕事の量を自分で決められることです。

案件が重なって忙しければ、新たな依頼は断ることができます。旅行に行くので休みが欲しければ、仕事を入れなければいいんです。

仕事量を自分で調整できるところは、フリーランスの強みだと思います。

在宅ワークのデメリットは?

在宅ワークのデメリットは何でしょうか。

私が感じたデメリットは、大きく二つです。

1、 収入が安定しない

会社に勤めていると固定給が保証されている場合が多いですが、在宅ワークはそれがありません。仕事があれば収入になるし、仕事がなければ収入はゼロになる可能性さえあります。

また、依頼が重なる場合もあります。依頼を受けた後に、さらに割りの良い仕事の依頼が来ることもあります。

信用は大切なので、先に引き受けた仕事を必ず優先しますが、タイミングが悪いと良い案件を逃してしまうことも多々あります。

そこは在宅ワークの難しいところだと思います。

2、クライアントと会う機会がない

在宅ワークのメリットで、固定の場所に出勤しなくてもよいというのがありました。なので、人と会わなくてよいところはメリットです。

しかし、それがデメリットでもあります。全てのやりとりをメールですることになります。作業の詳細、作業中に起こった問題、急な事情で連絡をしたいとき、全てメールでクライアントとコミュニケーションを取ります。

よく知っている相手なら誤解しないことでも、会ったことがないクライアントとのやりとりだと誤解が生じる可能性は大きくなります。メールだけで相手を理解するのは、かなり難しいなと感じます。

クライアントにイラっとする理由って?

クライアントにイラっとする理由は何でしょうか。

1、相手をよく知らないから

知り合う機会が、主にメールのやりとりになります。特にビジネスメールでは、メールの書き方も定型文のような形式が多く、人柄、性格など、相手がどんな人かを知る機会はほとんどありません。

なので、イレギュラーな事態が起こるとストレスに感じます。

例えば、メールの返事が返ってこないときです。特に急ぎの用事でメールをしたのに、返事がすぐにもらえないと非常に焦ります。返事をもらえないと仕事が進められないので、イラっとします。

レスポンスが遅い人だ、メールが面倒くさくて見ていないのか、依頼人を見下しているのか、などと相手に対してどんどんマイナスの感情が湧いてきます。

もし相手に会ったことがあって、相手のことを多少知っているなら、そこまでマイナスな感情を持たないかもしれません。

しかし、メールのみでやりとりしているクライアントに対しては、相手をよく知らないので、マイナスの感情を抱きやすいと感じます。しかも一度相手を消極的に見ると、なかなかプラスに見ることが難しくなります。

相手をよく知らないからです。

2、忙しすぎる

案件が重なって忙しくなると、1分の時間も無駄にしないように作業を進めます。

こういうときにも丁寧な対応をするように心掛けますが、丁寧なメール文を作成するのにもある程度の時間が必要です。

時間がなくてイライラしないためにも、案件を入れすぎないことは大切だなと思います。

イラっとしたときに絶対にしてはいけないこと

イラっとしたときに「絶対」してはいけないことは何でしょうか。

「メールをすぐに送らない」

在宅ワークでは、メールでクライアントとコミュニケーションを取ります。相手を知る方法もメールしかありません。

なので、唯一のコミュニケーションの方法であるメールで、丁寧ではないメッセージを送ってしまったらどうなるでしょうか。

「この人は失礼な人だ」という印象になります。たった1通のメールで、相手にとって私は「最悪な人」になるんです。

そのせいで一つくらい仕事を失っても別にいいと思うかもしれません。ただ、そういう考え方だと、また次も同じ状況で同じ対応をしてしまう可能性が高くなるかもしれません。

実は私も一度失敗してしまいました。

担当者が変わってから、おそらく引き継ぎがきちんとされていなかったんだと思います。クライアントが契約と違う要求をしてくるようになりました。毎回、相手が嫌な思いをしないような言い回しを使って説明することを心掛けていました。

ところがある日、イラっとしてすぐにメールを送ってしまったんです。

いつもだったら、イラっとしてメールを書いても、すぐに送信しないようにしていました。次の日、心が落ち着いてから見直して、丁寧な言葉に変更してからメールを送っていました。

でも、その日は悪い状況が重なってストレスでした。案件が重なって忙しかったのと、今までも何度も説明してきたのに無理な要求をされてイラっとした気持ちのままメールを書きなぐって送信してしまったんです。

クライアントからマイナスのメールが返ってきました。

そういうことがあって、イラっとしたときは「すぐに返信はしない」と決めました。相手をよく知らない同士だと、マイナスなメールは予想以上に相手に悪い印象を与えるんです。

もしそのクライアントと今後は取引をしないと決めても、取引の間は丁寧に対応することを心掛けたいです。

まとめ

在宅ワークでクライアントとトラブルにならないためのポイントを考えました。

クライアントとトラブルになる原因は、お互いをよく知らないことです。

なので、

イラっとしたときには「メールをすぐに送らない」

ということが大切です。

お互いよく知らない同士だと、マイナスなメールは予想以上に相手に悪い印象を与えます。

心が落ち着いてから丁寧に返信してみてください。丁寧なメールを返してもらえるはずです。

クライアントと気持ちのよい取引をするために、こちらの記事が参考になればうれしいです。

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